青木 雄の独り言『ボンジュール、パリ』編

2025年12月21日

 

 

 

 

 

 

 

 

HPをご覧の皆様、こんにちは!!

 

 

 

残すところ約2週間で2025年も終わりですね・・・。

 

年々1年の経過を早く感じるのは私だけでしょうか?それとも、歳を取ると、そのように感じてしまうのでしょうか?

そんな疑問を持つアラフォーの青木 雄ですが、こんな師走の忙しい中、以前から計画していたパリ旅行に12/5~12/17までの約2週間行ってまいりました!!

 

 

 

本来は昨年行く予定にしていたのですが、仕事やプライベートの都合も相まって、本日まで行く行く詐欺を行っている状態でした・・・。

 

ただ、本年は新しいスタッフが入社し、留守の間も安心して任せられる状況に加え、スタッフの皆さんからも温かく送り出していただき、満喫した2週間を終え、一昨日帰国しました。

 

 

 

 

そんな今回の独り言では、記憶が鮮明なうちに、私が感じたパリの『“生”の印象』や『訪問先』について皆様にお伝えさせて頂きますので、もし宜しければ最後までお読み頂ければ幸いです!!

 

 

 

【パリジェンヌはお洒落】

 

 

 

 

パリと言えば『ファッションの都』と称される程、お洒落なパリジェンヌが街中に溢れていると昔から聞いていましたが、その噂通り、街を行き交う人たちが自身の個性を生かし、年齢関係なく各個人が表現方法の一つとして自分流のファッションを楽しんでおり、日本人と違いトレンドに左右されないその姿がとても魅力的でした。

 

 

ちなみに『ファッションの都』はパリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークの4都市が伝統的に指され、今回のパリを含め4都市すべてを訪れたことがありますが、個人的にはパリがダントツでお洒落度数が高かったですね。

 

 

個人的な解釈ですが、このようなファッショナブルな芸術的観点が養われている背景には、幼少期からアート、ファッション等に触れる機会が多い環境が影響しているのかなと思いました。

 

勿論、アジア人の我々からすると欧米人への憧れがある点も含めて、さらにファッショナブルに感じるのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

【パリは汚い!?】

 

 

こちらもよく聞くかもしれえませんが、『パリは汚い』と。その答えについては「YES」です。

 

なんて言ったって、この歳になってウ〇コを踏むとは思いませんでした・・・(泣)

 

 

フランスは日本同様にドッグフレンドリーな国で、パリでもワンちゃんを散歩している人々を沢山見かけます。

 

すべての飼い主様がそうとは限りませんが、ワンちゃんの排出物がそのまま放置されている光景を沢山目にし、フランスでは「ふん害」と呼ばれるほどの社会問題であるそうです・・・。

 

一応、私も事前知識を入れて気を付けながら歩ていたのですが、ある日「ネチョ」っとした感覚が足裏から伝わり、まさかと思い、地面を見たところ、数十年ぶりに“アイツ”を踏んでおりました(泣)

 

ちなみに、今回の前に踏んだのは、飼っていたプーちゃんが私の靴の中にウ〇コをしており、知らずに靴を履いて家を出ようとした瞬間でした。今となっては良い思い出です(笑)

 

 

 

また、公共機関のトイレだけでなく、デパートやレストラン、カフェ等のトイレすべてが全般的に汚いです。

 

こちらはロンドンを訪れた際も感じましたが、やはり日本人からすると考えられない程 汚く、もちろんウォシュレットなんてありません・・・。綺麗好きな方からすると、トイレ問題だけでストレスに感じることでしょう。

尚、公衆トイレについては基本的に有料となり、クレジット/電子決済も可能で、その点は先進的ですね(汗)

 

 

 

そして、タバコのポイ捨ても目立ちました。

 

フランスは先進国としては一番の喫煙率らしく、「たばこ大国」と呼ばれる程、至る所で喫煙している方が多く、特に、自身が働いている店先で吸っている状況をよく目にしました。もちろんハイブランド(〇ルメス、〇ィトン、〇ィオール等)スタッフも例外ではなく、日本では考えられないですよね。

 

一応、公共の場での喫煙ルールが今年から一部罰則があるほど厳しくなったそうですが、私からすると以前と比べる事が出来ないので、改善しているのかなと疑問を持つほどでした。

 

 

上記の事を踏まえ、気になったので後に調べたところ、フランスという国の歴史的背景に、公共空間の清掃は行政の仕事という意識が強いらしく、街の景観を保つという個人の意識レベルが低いそうです。

 

 

 

 

 

【物価はどう!?】

 

 

こちらについては、みなさんもご存じの通り、近年 社会問題になっているほどインフレが激しく、特にパリの物価高は一部高所得者層を除く地元民からしても死活問題のようです。

 

そんな中、我々日本人にとっては為替(12/19に時点で1ユーロ=184円)の影響もあり、ほとんどの商品が倍額となります。

 

 

ご存じかもしれませんが、私はカフェ巡りが趣味なのですが、店舗によってカフェラテ1杯 6〜10ユーロとなり、10ユーロ換算の場合は日本円で約1,850円となります・・・。

 

 

また、ロンドンに行った際も訪れたのですが、パリにて一風堂ラーメンを食べたところ、「ラーメン2杯、餃子6個入、きゅうり、ドリンク1杯」のお会計が約12,000円でした。日本で、もしこの会計請求された際はぼったくりかと思うほどですよね・・・。けど、これでも1回の食事としては安い方でした(泣)

 

 

パリでは多くのハイブランド発祥の地ということもあり、日本で買うよりもお得な印象をお持ちの方も多いかと思いますが、正直 タックスフリーの免税制度(12%)を利用したとしても現時点では日本で買う値段と変わらない又は日本よりも高かったです。結果的に、自身の買い物としては、思い出程度に買った靴下とトートバッグのみで、ウィンドウショッピングがメインとなりました。

 

 

ただ、〇ルメスや〇ャネルでは日本で見たことのないような商品や、本店を訪れる事ができ、ウィンドウショッピングだけでも十分に楽しめました。買えたらもっと満足したでしょうが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【食事は!?】

 

 

こちらも個人的な意見となりますが、2年前に訪れたロンドンと比べるとパリの方が全般的に美味しかったですね。

 

やはり基本的にランチではパン系のフードがメインとなり、パン自体は美味しいものの、連日同じものを食べ続けるとやはり日本食が恋しくなり、上記でも記載した通り、一風堂や現地のうどう店に行ったりしておりました。

これは海外旅行時のあるあるかと思いますが・・・。

 

 

ただ、せっかくのフランス/パリという事もあり、一日は贅沢な食事を取りたいなという事で、自分なりに魅力的なフランス料理店を探したところ、現地で人気を博していたビストロ Le Clown Barのシェフを勤めていた渥美創太さんという日本人シェフが開いたレストラン「MAISON(メゾン)」がヒットし、たまたま一枠だけディナー枠が空いていたので、早速ネット予約!!(タイミングによっては数カ月待ちのようです・・・)

 

 

 

 

 

 

そして、ウキウキしながら訪れた店舗は、パリでは珍しい一軒家レストランらしく、大きな吹き抜けと床壁の一面に6角形テラコッタが貼り巡らされており、どこかプロヴァンス風の温かみのある空間が広がっておりました。

 

 

階段からロフトへ上がると、ダイニングとキッチンが広がっており、薪窯を備えたオープンキッチンからはシェフたちのライブ感ある動きが見え、さらに期待を募らすことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はディナーコース(1種類のみ)をオーダーし、何が出てくるのかとメニューリストとにらめっこしながら楽しみに待つことに。前菜からスタートし、味は勿論、見て楽しめる料理が続き、品数も多く、非常に満足度の高い内容でした!!

 

 

 

 

 

 

 

ただ、一点・・・メインディッシュが・・・・・・・・ピジョン・・・・・・でした(汗)

 

 

 

 

 

 

 

 

各部位を楽しめるようにと、すべて調理方法を変え、提供いただいたピジョンこと鳩は、私の人生において初めて口にした食材でしたが、たぶん美味しいはずなのですが、どうしても「ポッポ、ポッポ」という光景が脳裏をよぎり、素直に美味しいとは思えませんでした。

 

 

 

こういった機会が無ければ、一生 口にする事のない食材だっただけに、結果的に良い経験が出来たと今は思っております。

 

 

 

ただ、総合的に見ても料理も美味しく、サービスも日本よりで本当に素敵なレストランでしたので、フレンチが苦手な方もパリへ行かれる際は是非訪れて頂きたいですね!!

 

 

 

 

 

 

【パリを代表するモニュメントや美術館巡り】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しマイナスイメージな内容が続きましたが、パリを訪れた理由は何といってもやはり代表的なモニュメントや美術館巡りです。

 

 

テレビで何度も見たことのある「凱旋門」や「エッフェル塔」、そして「ルーブル美術館」を目の前で見た瞬間は、何だか芸能人にあったような感覚となり、ついに憧れの一つであったパリに来たんだなと実感を沸く瞬間で、喜びと感動でいっぱいでした。

 

 

 

初日に訪問した「凱旋門」では、頂上の展望台までは狭い螺旋階段を約272段上り、登頂した後に自身の体力低下にショックを受けました・・・。自分ではいつまでも若いと思っていたものの、気が付けばアラフォーとなり、少し納得する結果に。

 

ただ、頂上からの景観はすばらしく、その時に初めてエッフェル塔も生で見ることができ、初日からワクワク出来る展開となりました。

 

 

 

 

 

 

そして、私の趣味である美術館巡りにおいて、憧れの一つであった「ルーヴル美術館」も外せません。

 

 

出国前からしっかり日時指定チケットを購入し、当日も少し早めに着いたものの、入場口までは長蛇の列があり、9:30入場枠のチケットであったものの、実際に入場できたのは約1時間半後の11時でした。

 

 

 

 

 

とりあえず、一目散に向かったのは皆さんのお目当てで世界一の名画とも呼ばれる「モナ・リザ」でした。

 

 

 

 

 

 

我々が到着した時点では、すでに大量の人だかりができており、各々写真を撮ったり、鑑賞を楽しんだりしており、前の人が退いていくのを待ちながら少しづつ前に進み、ようやく一番前に来たものの、「モナ・リザ」絵画は損傷、盗難の防止により訪問者から一定の距離を置いて柵をされており、正直 年々視力低下している私にとっては生で見るよりも携帯でズームした方が画面を見る方がみやすかったです・・・。ただ、やはり一度は鑑賞したいと思っていた作品だけに満足度は高かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は、ルーヴル美術館における代表作品である「ミロのヴィーナス」、「サモトラケのニケ」、「カナの婚礼」等、一通りの代表的な作品はすべてチェックしたものの、なんせ一日で鑑賞するにはあまりにも点数(総展示3万5千点)が多く、東京ドーム1.5個となるの約7万平方メールという広大さに加え、人の多さにどっと疲れたものの、同日は残り2ヵ所の美術館を訪問しました。

 

 

 

 

 

 

今回の旅で訪れた美術館は、「ルーヴル美術館」を皮切りに、ゴッホ展示が有名な「オルセー美術館」、モネ作品が展示されている「オランジェリー美術館」、フランクゲーリー建築のLVMHが運営する「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」、日本が誇る安藤忠雄建築の「ブルス・ドゥ・コメルス」、その他「カルティエ財団現代美術館」「パレ・ド・トーキョー」「グラン・パレ」「ベルギー王立美術館」となります。

 

 

 

 

 

 

ただ、個人的にはパリで3大美術館の一つである近現代アート「ポンピドゥー・センター」を楽しみにしていたものの、今年から2030年まで改修工事に入り、外観のみしか見ることが出来ませんでした(泣)

 

 

 

今回、訪問した美術館の中で、個人的に一番感動したのは「ルーヴル美術館」ではなく、圧倒的に「ブルス・ドゥ・コルメス」でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元々は商業取引所として利用されていた建物を、安藤忠雄建築により現代美術館として生まれ変わったのが「ブルス・ドゥ・コルメス(フランス語で商業取引所を意味します)」です。

 

歴史的な建造物と安藤忠雄建築による現代的なコンクリートの円筒が融合した空間が特徴で、天井の高さも相まって非常に解放感のある造りとなり、脚を踏み入れた瞬間の驚きと感動は私にとって一番大きかったのが同美術館です。

 

 

他にも魅力的な美術館がパリには沢山あり、正直すべての美術館をこの期間で周りきることは到底不可能でした・・・。

今回行けなかった美術館においては次回 渡仏時の楽しみにしておきます!!

 

 

 

 

 

【結果的にどうなの!?】

 

 

結論から言うと・・・・・・・・

 

 

 

必ずまた行きたい!!!!です。

 

 

 

色々とネガティブな事も書きましたが、これに関してはあくまでも自身が生まれ育った環境の違いが目立ち、ある意味 様々な発見の方が多く、とても良い経験の中 充実した日々を過ごすことが出来ました。

 

滞在期間は約12日間もあったものの、まだまだ行きたいところが数多く残っており、次回訪仏時もきっと楽しめるだろうと。

ただ、私自身 旅行が趣味の為、他にも行きたい国が沢山あり、とりあえず一旦それらを終えてから、また数年後に行ってみたいなと思います。

 

 

とりあえず、次の候補としては「スイス」、「イタリア」、「オランダ」辺りに行ってみたいなと思いますので、またその際は旅行記として皆様にご紹介させて頂きますね!!

 

 

 

 

最後までお読みいただきまして、誠に有難うございました。

 

そして、今回が本年度最後の独り言となりますので、是非皆様 良いクリスマスと年末年始をお迎えくださいませ!!

 

メリークリスマス&ハッピーニューイヤー!!!!

 

 

 

以上、2025年度最後の青木 雄の独り言でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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