本日の作業はバッテリー上がりでご入庫いただいた、F30の修理を進めております。
バッテリー上がの原因は一般的に寿命(故障)・オールタネーターの不具合によるチャージ不足又は過充電・
過放電があげられますが、今回は過放電が原因でした。
その場合、何処の不具合で過放電しているかを特定することが必要となりますので、
バッテリー交換だけではダメです。
テスター等で色々と診断した結果、エンジンの冷却水を循環さす電動ウォーターポンプが原因と判明しました。
こちらが問題のウォーターポンプでございます。
エンジンがかかっていないのに、ず〜と回っておりました。
画像では分かりにくいと思いますが、ポンプの配線コネクターに冷却水が・・・。
ウォーターポンプの内部が冷却水の侵入によってショートしていたようです。
こうなればやはり交換するしか手はございません。
新品のウォーターポンプと外れたものとの2ショット!
組み付けた後はバッテリーを交換し、テスターにてエラーコードの消去と交換登録をすれば完成です。
これから寒さが厳しくなってくるのつれて、バッテリーにとっても厳しい季節となります。
バッテリーも消耗品となりますので、「そういえばいつから交換してなかったっけ」なんて思った方!
上がってしまうその前に交換されてはいかがでしょうか?
by今村