本日は、車検で入庫いただいたお車の整備風景一部をご紹介します。

 

 

 

 

お車は

 

 

 

 

BMW　F06　640i　グランクーペ　エナジーコンプリートカー　EVO06.1

 

 

 

になります。

 

 

 

　

 

 

 

車検ではまずリフトアップ、上から下からの目視点検、

 

 

 

テスターでの車両診断、各消耗品の点検を行い

 

 

 

お見積りを作成。

 

 

 

お客様に連絡を取り、整備メニューを相談の上決定します。

 

 

 

下回り点検の際に、オイル漏れが2か所見つかり、

 

 

 

原因を追究したところ

 

 

 

1か所目

 

 

 

オイルエレメントハウジングとエンジンを繋げている

 

 

 

ガスケット（ゴム）の経年劣化（硬化）によるオイル漏れ

 

 

 

2か所目

 

 

 

こちらも、タペットカバーパッキン（ゴム）経年劣化（硬化）による

 

 

 

オイル漏れが確認できました。

 

 

 

今回は、オイル漏れも滲み程度で、早期発見により

 

 

 

軽症ではありますが、予防整備として部品交換になります。

 

 

 

詳しい作業内容は下記の

 

 

・エンジンオイル交換

 

 

・オイルエレメント交換

 

 

・オイルエレメントハウジングガスケット交換

 

 

・タペットカバーパッキン交換

 

 

・ブレーキフルード交換

 

 

・ワイパーブレード交換

 

 

・バッテリー交換

 

 

 

を致しましたので、順番にご紹介していきます。

 

 

 

では、早速エンジンオイル＆オイルエレメントを交換をします。

 

 

 

まずエンジンオイルを抜きます。

 

 

 

 

＜エンジンオイル交換中＞

 

 

 

 

 

オイルが抜けきれば、次にドレンボルト周辺を洗浄し

 

 

 

ドレンボルトのワッシャを再利用すると

 

 

 

オイル漏れの原因になる場合があるため

 

 

 

新品のワッシャを使用しドレンボルトを取り付け。

 

 

 

エンジンオイルを給油する前に、

 

 

 

オイルエレメントハウジングのガスケットを交換

 

 

 

 

＜ガスケット交換前＞

 

 

 

 

画像からは確認し辛いですがオイル滲みと

 

 

 

ガスケットの劣化状態が、確認できます。

 

 

 

＜下側取り外したガスケット　　　上側新品ガスケット＞

 

 

 

 

オイルエレメントハウジングとエンジンの接地面も

 

 

 

きちんとオイル汚れを清掃し、作業を進めます。

 

 

 

 

＜ガスケット交換後＞

 

 

 

 

 

オイルエレメントも新品に交換です。

 

 

 

＜オイルエレメント交換＞

 

 

 

 

 

サービスインターバルインジゲーター（ＳＩインジゲーター）の

 

 

 

エンジンオイル交換時期を再設定（メンテナンスリセット）にて、

 

 

 

エンジンオイル＆オイルエレメント交換と

 

 

 

オイルエレメントハウジングのガスケット交換完了です。

 

 

 

＜メンテナンスリセット＞

 

 

 

 

 

次に、2か所目のオイル漏れ修理　タペットカバーパッキン交換です。

 

 

 

もし、タペットカバーパッキンからのオイル漏れを放置してしまったら

 

 

 

どのようなことが起こりえるのか

 

 

 

例１）エキゾーストマニホールド側からの漏れがひどい場合は、

 

 

 

高温に熱されたエキゾーストマニホールドに付着し煙を発生させます。

 

 

 

最悪の場合、車両の火災の原因になることもあります。

 

 

 

例２）プラグホールにオイルが溜まり、プラグが点火しない

 

 

 

失火の原因になり、エンジン不調を引き起こす場合もあります。

 

 

 

上記の例えでは、少し大げさに思えるかもしれませんが、

 

 

 

オイル漏れは、カーライフを送るうえで1番身近に起こりやす故障修理です。

 

 

 

少しでも、愛車の状態が気になるユーザー様は、車検点検（2年毎）のみではなく、

 

 

 

定期点検（半年点検・1年点検）を、されても良いかと思います。

 

 

 

※車検や一般修理などメンテナンスに関するお問い合わせはこちら⇒　http://www.everyn.com/yoyaku.php

 

 

 

作業に戻りまして、

 

 

 

＜エンジンルーム作業前＞

 

 

 

 

 

タペットカバーパッキンの劣化による

 

 

 

軽症ではありますが、オイル漏れが下記の画像からも確認できます。

 

 

 

 

＜シリンダーヘッドとタペットカバーの間　オイル汚れ清掃前＞

 

 

 

 

 

＜パッキン交換前タペットカバー＞

 

 

 

 

 

＜下側取り外したパッキン　　　上側新品パッキン＞

 

 

 

 

 

＜シリンダーヘッドとタペットカバーの間　オイル汚れ清掃後＞

 

 

 

 

 

＜パッキン交換後タペットカバー＞

 

 

 

 

 

＜エンジンルーム作業後＞

 

 

 

 

 

＜ブレーキフルード交換＞

 

 

 

 

 

ワイパーブレード交換

 

 

 

＜左側取り外したワイパーブレード　　右側新品ワイパーブレード＞

 

 

 

 

 

メインバッテリーを交換

 

 

 

メインバッテリーは、リアトランクにありますので、

 

 

 

メインバッテリーにアクセスするためインナーパネルを取り外していきます。

 

 

 

 

＜リアトランク側　バッテリー交換前＞

 

 

 

 

 

 

＜リアトランク側　新品バッテリー取付＞

 

 

 

 

 

メインバッテリーを新品に交換致しましたので

 

 

 

新しいバッテリーのシリアル番号を車体に登録するため

 

 

 

しっかりコーディングも施工し、作業完了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

東京都のR様へ　　　

 

 

 

この度は弊社をご利用いただき、誠に有難うございます。

 

 

 

一台一台、心をこめて作業しています。

 

 

 

車検完了まで、もうしばらくお待ちくださいませ。

 

 

 

 

 

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