F06/M6 冷却水漏れ

2020年11月02日

 

 

本日は東京都の和〇さまM6 世田谷店経由にて車検でご入庫いただいており、整備を進めています。

 

 

 

 

 

 

整備内容はエンジンオイル他、油脂類交換等の基本整備に加え、冷却水漏れの修理です。

 

 

冷却水レベルはかなり低下していましたので一旦補充し、圧力テストにて漏れ箇所の特定をします。

 

 

 

 

 

 

画像はターボチャージャー用のクーラントラインなのですが、4つの断熱材の中にパイプを

 

 

ゴムホースでジョイントしており、今回はこちらからの漏れが確認できました。

 

 

 

 

 

 

断熱材を外してみますと・・・

 

 

 

 

 

 

冷却水が滴り落ちてますね〜。

 

 

各バイパスジョイント部(ツインターボなのでIN/OUT計4箇所)には、熱保護対策として断熱材が

 

 

巻かれているのですが、やはりタービンに最も近いゴム製品なので漏れる可能性の高い箇所です。

 

 

 

 

 

 

 

対作品として4本セットとなりますので、ホース4本と断熱材(ヒートプロテクションといいます)を交換。

 

 

再度圧力テストをし、漏れが留まっているのを確認できております。

 

 

 

 

 

 

その後油脂類を交換し、整備は完了となります。

 

 

また、お客様より室内ダッシュボード奥からチョロチョロ水が流れる音がするというのも伺っていましたが、

 

 

冷却水不足のためヒーターコアの流れる水が少なかったため、そのような音がします。

 

 

もちろん補充後にエア抜きをし、改善しておりますのでご安心を・・・。

 

 

皆様も冷却水レベル低下の警告が点いて、そのまま走行し続ければいずれオーバーヒートしてしまいますので、

 

 

必ず点検を受けてくださいね。

 

 

by今村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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