2007/10/19
10月19日、近藤正己の独り言・・・Vol.31
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HPをご覧の皆様こんばんは。 普段は仕事に関係した事などの書き込みをするのが殆どですが、本日はプライベートな内容の書き込みをさせていただきたいと思います。
私は大阪に生まれ両親と弟の4人家族という環境で生活していましたが、幼い頃に父親の失態が原因で両親が離婚をし、私と弟は母親に引き取られ新しい生活をスタートさせました。 父親は裁判所で決められた養育費を1度も支払う事無く音信不通となり、以来25年以上もの間どこで何をして生活しているのか分からない状態でした。 当然母親は男2人を育てるのに大変な苦労をし、それを見てきた私は年を重ねるごとに父親への怒りや憎しみや恨みといった思いが強くなり、いつか会う事があったなら絶対にタダでは済まさない気持ちを持ち続けていました。 とはいっても四六時中思ってるわけではないので、普段の生活では殆ど父親の事など思い出す事も無く、私の人生や家庭の中で父親という存在は無い、居ないのが当たり前といってもいいくらいでした。 しかし、ちょうど1週間前の金曜にその父親が福岡県の博多で亡くなったと父親の兄弟に連絡があり、私のところにもその兄弟から連絡が入りました。普通の親子の関係ではありませんので、すごく悲しいとか普通なら感じるはずの感情は正直ありませんでした。しかし、その事実を知ってから言葉では表現し難い気持ちでいっぱいになり、自分でも不思議ですがそれまで持っていた怒りや憎しみの感情が無くなったのです。 人の死というのは非常に大きな力を持っているのだなと感じました。 来週、特別にお休みをいただき引き取り手の無い父親のお骨を引き取りに行かせていただく予定なのですが、生活していた家にも行く予定です。遠い九州という地で何をして何を思い生きていたのか、少しでも分かればいいいなと思っています。
暗い話になってしまい申し訳ございませんでした。次回からは明るくまいりますので!!(^_^)それでは皆様風邪を引かぬようお気を付け下さい!ではまた! |
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