エンジンが焦げ臭い・・・3連発!
2022年11月28日
同時性の法則といいますか、続く時は続くものです。
先週・先々週とタイトルの症状で、3台のお車を修理させていただきましたのでご紹介したいと思います。
まずは1台目
車検にてご入庫いただいた335iクーペ!
点検を開始しようとリフトに車を止めた時、「んっ?なんか焦げ臭い?」
リフトにセットし、上から下から点検してみると・・・
やはり!オイル漏れを起こし、エキゾーストパイプ(キャタライザー)がご覧の状態に・・・。
原因はシリンダーヘッドカバーガスケットの劣化で、ここから漏れだすと真下にあるキャタライザーに
オイルが垂れ、場合によっては煙も立ち上ることもあります。
ほっといても酷くなるばかりですので、お客様ご了承の上で修理開始です。
と、まあこんな手順で分解し、清掃後に新しいガスケットをセット!
外した逆の手順で組付けて完成です。
次に2台目のお車
E90/335i 異臭がするとのことでご入庫。
こちらのお車も先ほどのお車同様でした。
それでは修理のスタートです。
まったく同じエンジンです。 決して画像を使い回ししているわけではございません。
こちらも無事修理を終え、ご納車も完了しております。
そして最後の3台目のお車は・・・
こちらはガレージエブリンのデモカー!エナジーコンプリートカーEVO33.1/435iカブリオレでございます。
普段は弊社社長も使用しており、焦げ臭いと指摘をうけていました。
また、信号待ちで急にアイドリングが上がるという症状もあり、修理することに・・・。
微量ながら垂れたオイルがキャタライザーに付着しております。
テスターで診断してみると、エキセントリックシャフトセンサーの故障履歴が数回ございました。
このエキセントリックシャフトセンサーとは簡単に言うと、最適な吸入空気量を調整するパーツの一部となり、
交換するにはヘッドカバーを外す必要がありますので、一石二鳥的な作業です。
それでは修理開始です。
こちらがエキセントリックシャフトセンサーです。
センサーというかモーターに内蔵されています。
あとは組付けて再度テスターを接続! モーターの初期学習を終えれば無事完成です。
ご覧の皆様!愛車から普段と違う匂いはしていませんか?
焦げ臭いなどの症状がありましたら、遠慮なくお問い合わせくださいね。
by今村
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