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二級整備士・稲数の試乗インプレッション・・・メルセデスAMG S63クーペ編

2026年01月28日

 

 

二級整備士・輸入車オタクの稲数 侑哉です。

 

 

 

メカニックとしての視点」そして「車オタクとしての視点」から私が感じた様々な車の乗り味、

 

 

 

魅力等を忖度抜きで解説で紹介していくコーナーです。

 

 

 

少しマニアックな話も含めて皆様に車のことを知っていただければなと思います。

 

 

 

2026年も変わらず真っ直ぐレビューさせて頂きます!!!

 

 

 

2026年最初のレビューを飾るのはこの車!!!

 

 

 

 

 

メルセデスAMG S63クーペ編!!!

 

 

 

 
 
 

・スペック

エンジン型式 177

最高出力 612馬力(450kw)/5500〜6000rpm

最大トルク 91.8kg・m(900N・m)/27500rpm~4500rpm

種類 V型8気筒DOHCツインターボ

総排気量 3982cc

 

 

 

・登場したのは最高級のグランツーリスモ

 

 

 

メルセデスというとSクラス!!!

 

 

 

というイメージがあるSクラスですが、クーペモデルが存在するのは皆様ご存じでしょうか?

 

 

 

後部座席に人を乗せ、快適に乗ってもらうショーファーカーというイメージの車種に2ドアクーペはミスマッチという感じがしますが、一度乗ってしまうとそのイメージはすぐ覆る事でしょう。

 

 

 

Sクラスクーペとは、AMGの技術の粋が余すことなく詰め込まれた豪華な1台なのです。

 

 

 

 

 

 

 

・贅沢かつ豪華

 

 

 

まず最初に語るべきポイントは何といってもそのエクステリア、および内装でしょう。

 

 

 

外装は優雅ですがマッシブ。

 

 

 

ルーフラインやフレームレスの窓などエレガントな雰囲気ですがAMGのバンパー、ホイールが「ただならぬ雰囲気」を醸し出しています。

 

 

 

 

 

 

灯火類もポイントの一つ

 

 

 

ヘッドライトは「スワロフスキー」47個のクリスタルがヘッドライトを彩ります。

 

 

 

(メルセデスいわく「揺らめく炎状の輝き」)

 

 

 

テールレンズは片側33枚のOLEDとなります。

 

 

 

OLEDとは有機ELのこと、特徴は薄さ、高画質、応答性の高さ。

 

 

 

それが車の魅力としてどう影響するのかというと「面全体が同時に光る」ということ

 

 

 

よく見るLEDは電球があって点が光るというものです。

 

 

 

原理は複雑なので割愛しますが、テールレンズに使用すると左右セットで約100万円は超えるほどで、つまりは

ハイエンド車ということを表現しています。

 

 

 

 

 

 

メルセデスは、これらのデザインにより「究極のクーペフォルムを実現した」とうたっていますが、実物を見るとそれは嘘ではないでしょう。

 

 

 

派手さ」ではなく「」で語るようなデザイン、注目されるというより「知っている人だけがこの車の価値を理解できる」という存在感です。

 

 

 

 

 

・豪華さは外見だけにあらず

 

 

 

 

 

 

当然、内装も妥協のない豪華さです。

 

 

 

 

 

 

革の質感は「当然のように」豪華です、しかし、いやらしさはなく、上質です

 

 

 

 

 

 

 

オシャレさにこだわって実用性を欠いてしまっては本末転倒ですが、その心配はありません。

 

 

 

物理スイッチはメタルで感触もよくついつい必要ないのに触ってしまいたくなります。

 

 

 

細かいポイントとは思いますが、スイッチの感触、触り心地にまでこだわるのは流石と言わざるを得ません。

 

 

 

シートは「ソファー」という言葉がこの上なく似合う座り心地、何時間運転しても体が痛くなることは一切ないでしょう。

 

 

 

 

(内装に関してこれ以上を求めるのは厳しいでしょう)

 

 

 

 

 

 

・魔法のような乗り味

 

 

 

 

 

 

Sクラス最大の特徴として「マジックボディコントロール」と言うものがあります。

 

 

 

カメラが前方の路面凹凸を検知し、4輪の油圧サスペンションをリアルタイムで制御するというもの。

 

 

 

マジック」の名前に相応しい魔法の様な乗り心地で、路面の凸凹を感じないフラットな乗り心地です。

 

 

 

他車種と比較すると、衝撃を「いなす」ではなく「予測し、制御する」という技術として一手先を行っています。

 

 

 

また、コーナリング時にバイクのように車体を内側に傾ける機能もあります。

 

 

 

車には「グリップ力の限界」というものがあります。

 

 

 

車速、タイヤの性能、路面状況など様々な要因がありますがこの「内側に傾く」という機能のおかげで、通常では限界である領域のさらに一歩上へとグリップします。

 

 

 

理由は「内側に過重が載るから」、Sクラスという重たい車重をメリットとして生かし2100キロ、5mを超える大柄な車がありえないような俊敏な動きでスイスイ曲がっていきます。

 

 

 

総じて重さを上手に隠しているという印象。

 

いや、むしろ車重を考えると異常なほど曲がるというべきでしょうか。

 

 

 

 

(特にJCTでその真価を感じました)

 

 

 

 

 

・スーツを着たマッチョ?

 

 

 

先ほど話させて頂いた通りデザインはマッシブです。

 

 

 

エンジンも上品な雰囲気を感じるこの車とは思えない激しい物が搭載されており、エンジンは4L、V8ツインターボ。

 

 

 

612馬力を発揮します。

 

 

 

気品ある車であっても中身は荒々しく、まさにスーツを着たマッチョ、内に秘めるパワーはものすごいものがあります。

 

 

 

 

 

 

ドライバーズカーとして、感応性と言う部分は重要

 

 

 

エンジンのレスポンスからサウンドまで、「楽しいエンジン」ではありますが、踏み込むといきなりパワーを叩きつけられるような加速感です。

 

 

 

速いのは間違いありませんが、気が付いたらとんでもないスピードが出ていて、すさまじいパワーを「しれっと」出してくるイメージです。

 

 

 

速さで誇る車ではありません、しかし最速

 

 

 

 

 

 

・最高峰に相応しい車

 

 

 

 

 

 

洗練されたエクステリアから質感の高い内装、細かなところまで一切妥協を許さないその姿

 

 

 

全長5m、幅1.9mというセダンやミニバンを超える大きさでありながらも2ドアクーペという贅沢な車です。

 

 

 

内に秘めるのは900N・mのトルクを発揮する約600馬力のエンジン

 

 

 

暴力的なまでに優雅」という矛盾が成立しているといえるでしょう

 

 

 

刺激、快適性、暴力的なパワー、この三要素を一切の妥協なく成立させた稀有な存在です。

 

 

 

速さが欲しい、快適性も捨てたくない、そして「格」も妥協したくない、そんな「欲張りな大人」にとってこれ以上の選択肢は存在しない、そう言い切れる1台です。

 

 

 

以上

 

 

 

二級整備士・稲数の試乗インプレッション・・・メルセデスAMG S63クーペ編でした。

 

 

 

※  Photo   By   Arima

 

 

 

前回

 

BMW M8GC

 

 

 

 

 

 

(見る人が見れば「わかってる人」と思われるはずです)

 

 

 

 

 

 

 


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