キャリパーペイントの施工工程
2018年03月21日
本日は、愛知県のお客様にご契約頂きました車輌にキャリパーペイントの施工を致しました。
弊社のオプションの中でも上位の人気を誇る、キャリパーペイントはどのように施工されているのか。
詳しくお話したことが無いですよね?ならば、この機会にキャリパーペイントの施工工程をお届けしよう!!
とカメラを手にしました。
先ずは、ブレーキキャリパーを分解していきます。が、入庫した車輌のキャリパーは大概このように
ブレーキダストで真っ黒です。洗浄前の画像を撮影するのを忘れましたので、隣のリフトのを撮らせて貰いました...
これを分解の後、洗浄していきます。ダストが残っているとペイント開始時に黒い汁が出てきますので可能な限り
綺麗に、専用の強力な洗剤でクリーニングしていきます。これが中々手間のかかる作業です...
洗浄後、脱脂処理を施し、いよいよペイントです。
いつも、『何回も塗り重ねるんです』とスタッフボイスで書かせていただいていますが、
なぜ、何回も塗り重ねるかですが、1回塗りでは色が乗らず地色が見えて美しくありません。
1回目の画像がこちら↑です。美しくありませんね〜。
ここから、色にも寄りますが、レッドは4回ほど塗り重ねると↓な感じになります。
全て塗り終わると、リフトでそのまま一晩乾燥し、組付け。組付け時に入る傷を修正し完了となります。
如何ですか?弊社のオプションの中でも一番といって良いほど時間と手間のかかるキャリパーペイント。
大きくかかる手間の分、完成後は足元からおしゃれを楽しめ、一際目を引くアイテムだと思います。
最近は、定番のレッド以外に、ボディ色に合わせた配色や、個性を出す為に今までにない色をお選び頂く
ユーザー様が増えております。色の種類についてはスタッフまでお問い合わせ下さい。
※この美しさを保つ為にも、同時に低ダストブレーキパットへの交換をお勧めします。
by 手嶋